奨学金720万円+利息を払い終わった直後の気持ち
タイトルの通り大学+大学院の計6年間で借りた奨学金720万円+利息を払い終えた。
今の気持ちは「あーーー、やっと終わった。。お疲れ俺。」って感じだ。
別に人に言うことでもないが記録と記念として今の気持ちを書こうと思った。
奨学金を借りて大学に行くと決めたのは大学受験を受ける前の高校生のときだった。
確か一種を申請したが成績が芳しくなく二種になった。そして毎月の貸与額は10万円。
親からの仕送りはなかったのでそれくらい必要だと思って軽い気持ちで借りた。
在学中も毎月自分の口座に10万が振り込まれては特に節約もせずある分だけ使っていた。今思うと本当に浅はかだ。
その裏には「どうせ社会人になればこれくらいの額(正確にはいくらになるかも把握していなかった。。)2~3年で払えるでしょ~^^」と多寡をくくっていた。
本当にばかだ。
それから社会人になったとき毎月の給与に対して引かれる毎月の額(約2万円)とボーナス時の6万円にショックを受けたのを覚えている。
なぜ俺はあんな無駄な時間を・・・とは思ったが今更どうしようもなくそこから数年口座から引かれる奨学金の返済額をなるべく見ないように、でもどこかで早く返さないとなあと思いながら払い続けた。
この習慣は本当に自分を苦しめたと思う。周りの友人は奨学金を借りている人が少なく、自分が払っている額をこの人たちは将来の蓄えにできるんだと思うと無駄に暗い気持ちにもなった。
でもそんなときこれじゃあだめだと、大学院分の奨学金(確か残金200万くらいあった)を一括で返してみた。そうした理由は一時的に貯金残高が激減するのはつらいが、やはり利息を少しでも減らしてトータルで見た時に少しでもお金をキープするため、という気持ちが強かった。
支払いをした直後は貯金残高が数十万になったことにそこそこの不安を覚えたが半分とはいえ奨学金による心の負荷が減ったことの方が大きかった。
そこからさらに数年、ついに大学の分も一括で完済した。
これでまた貯金残高がガクンと減るが減った分は増やせばいいと前向きな気持ちだ。
山崎元さんの本が好きで時に
図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
に書かれていた「借金の一括返済は最も投資効果が高い」という言葉に感銘を受けて実行した。
そんな今の気持ちはとても晴れやかだ。もう45歳まで奨学金を払い続けなくていい。
毎月減る残高を見なくていい。奨学金を完済した自分を誇っていい。仕事は全然うまくいっていないがそう少なくない額を払うことができた。
奨学金を一括返済するメリットは大きいと思う。
これからは自分のために自分のお金をつかっていきたい